2003年に「新日本三大夜景」に認定された若草山からの夜景。かつて都があった奈良盆地を一望できる圧巻の眺望です。
若草山の山頂展望台までは新若草山ドライブウェイに乗って行くことが出来ますが、車がない人・山道の運転に自信のない人に是非利用してもらいたい「奈良若草山夜景観賞バス」!
概要
年に数回、奈良市観光協会さん主催のイベントとして実施されます。2020年は夏と秋に運行がありました。
予約は不要で、バス乗り場から直接乗車するスタイル。そのまま若草山山頂まで直行し自由時間に夜景を観賞、時間が来たらバスに戻ってくる、という流れです。
詳しくは記事下のレポにて!
トワイライトバスとは
通常の夜景観賞バスより早く出発し、夕暮れの様子を見ることができるのが「トワイライトバス」。開催日のうち数日はこのトワイライトバスとなるので、どちらに乗りたいかで乗車日程を決めましょう!
トワイライトバスに乗車して見た夕暮れの様子を動画にしました!
2021年夏 開催情報
※残り日程の全運休が発表されました
開催日/2021年8月1日(日)~9月26日(日)の金土日曜・祝日
※上記のうち、8月1日、8日、22日、29日の4日間はトワイライトバス※
乗車口/JR奈良駅東口4番のりば、近鉄奈良駅前・奈良交通20番のりば
料金/大人600円、子ども300円
わかりやすいカレンダーが載っている奈良交通さんのページ↓
↓主催の奈良市観光協会さんのページ
夜景観賞バス乗車レポ
2020年夏、トワイライトバスに乗車したときの様子を元にレポをお送りします!
乗車はJR奈良駅からにしました。
観光案内所の近くです。
乗り合いのため、念のため早く待機しましたが早過ぎた模様。乗客の列は30分前でちらほら、15分前から増え始めてギリギリだと座れない人も出てきていました。金曜であればもう少し少ないでしょうか?
バスはいつも走っている奈良交通さんのあれです。
1号車、と書いてあるようにこの日は(いつもかもしれませんが)2号車までありました。
JR奈良と近鉄奈良の2箇所でお客さんを乗せるため、基本的には一台ずつ割り当てている様子。近鉄で待っている人数を確認しながら調整していたものの、遅く並ぶと座れない可能性があるので少し早めに待っているといいかと思います(満員で乗車できない場合もあるとの注意書きもありますし…!)。
道中はバスガイドさんがお話をしてくれていました。木々の合間にたまーーに見える景色がきれい。
近鉄奈良駅を出て15分ほどで若草山山頂駐車場へ到着。料金はこのタイミングで支払い。
そして帰りの発車時刻を確認し自由時間です。乗り遅れたときのことを想像すると怖すぎる。時間は1時間程度だったと思います。
駐車場から山頂までは5分ほど歩く必要があります。
展望台へ到着!自力で来た人たちもいて結構賑わっていました。
鹿もたくさん。
そして、夕焼けと鹿のショットを撮ろうと鹿を囲むカメラマンたちもたくさん。
この日の天気は不安定で、京都方面からゲリラ豪雨の雲がやって来ているのが見えました。
山頂でもパラパラと雨が。
時間ギリギリまで粘って、夜景の様子も見ることが出来ました!
無事にバスに乗れたら、帰りは県庁前・近鉄奈良駅・JR奈良駅どこで下車してもOK。
夕暮れの様子をまとめた動画を投稿したのでよかったらこちらもご覧ください!たった1分の動画です。
お伝えしたいこと!
雨天時も決行ですが、特にトワイライトバスでの夕景は天気が悪いと情景が変わってしまうので様子を見ながら乗車を決めたいところ(それでも思ったような夕暮れを見せてもらえるかはわかりませんが…!)。
駐車場を降りてから少し歩くのと、展望台は段差があったり斜面があったりするのでお子様や足腰の悪い方は注意が必要です。
山頂での自由時間は一時間程度ですが、刻一刻と変わっていく空の様子を見ているとすぐに時間が経ってしまいます。でも小さいお子様だとどうかな…?
夏と秋、夕景と夜景、それぞれ趣が違うので何回も乗りたくなります。期間限定ですので要チェック!
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