赤い紅葉が鮮やかで人気の高いナンキンハゼですが、春日山原始林への影響が大きく、東大寺南エリアの85本を伐採することが決定したそうです。
そもそもナンキンハゼは中国産の外来種。原始林の中のナンキンハゼは伐採が進められていたものの、近隣の木から春日山原始林へ(鳥などによって)実が飛来し、原始林の貴重な植生が脅かされる可能性があるとのことで伐採を行うことに。
ニュースの動画などから、伐採されるのはこの辺りかな?と予想
今年秋までに伐採を始め、その後は松や桜を植える予定だそうです。
詳細→NHK NEWS WEB
写真を撮る方から大変不評なこのニュース。鹿と紅葉したナンキンハゼの組み合わせの写真は様々な場面で見たことがあります。
県の担当の方が「美しいのはもちろんだし人気があるのもわかってるんですが……」と悩むのがとてもわかる…。そもそも観光協会のサイトとかでもこの紅葉をアピールしてたし……
立場によって意見が違ってきて難しい問題だと思います。
世界遺産でもある春日山原始林が、人の住む町・観光地と非常に近い距離で存在していることがかなり大きい気もします。それが奈良の特異性でもあるし奈良の良さでもありますよね。
もう決まったことなので、新しい奈良公園の景色に期待です。桜、すぐ見れるのかな。
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