奈良の不思議スポットをご紹介する企画「奈良ワンダーランド」。今回はこちら。
言わずと知れた奈良市の観光名所“春日大社”。地元の人からも愛される神社です。
春日大社と言えば鹿。奈良の鹿は、茨城県の鹿島神宮より春日大社にお越しになった神様が神鹿に乗ってこられたことから始まっています。いまでは春日大社周辺のそこかしこで鹿と出会います。
そんな春日大社で、私は先日大発見をしました。次の写真をご覧ください。
足跡です。足の形もそうですが、人間が入っていくような場所ではありません。鹿であっても、よほどの小鹿でなければ入れないはず…。小鹿は殆どの場合親鹿と一緒に行動をしますし…。
さらに言うと場所はここ。
ここは特別参拝のエリア内で、自由に入場できる場所ではありません。この中に鹿が入っていく可能性はほとんどないでしょう。
どうやらここには、何かが『いる』…!
さらなる痕跡を探していたところ、なんとこんなところに…
これは…!
間違いなく獣の足跡!!
春日大社の建物上を自由に動き回っていることがわかります。
なんて羨ましい。特別参拝エリアを自由に出入りできるどころか、人間では見られない視点でエリア内を散策できるなんて。
一体この獣の正体は何だったのだろうと思い色々と調べてみましたが有力な情報は見つかりませんでした。
そういえば奈良公園一帯にはムササビが生息しているとニュースで観ましたが、ムササビの足跡とは考えにくいような…?
手掛かりはありませんでしたが、春日大社のすぐ裏は原始林ですし、サルなどの野生動物が生息していても不思議ではないなぁと思いました。
ところで、写真には収めませんでしたが、もう一つ痕跡を見つけています。
この中に、フンが落ちていたのです。草食動物のようなコロコロしたものではなく、猫や犬に近いフンでした。
この場所、春日大社の本殿エリアです。
20年に一度の式年造替の際には、神様が別の場所に移されたのち見学ができましたが、今は神様がまさにご鎮座されている所。そんな中に出入りできる生物がいるなんて。
もしかするとこの生き物、単なる野生動物ではなくて、実は人知れず神様のお使いとして春日大社で暮らしているのかもしれません。我々の想像のつかない姿をした、伝説上の生き物なのかも…!
奈良は、そういった不可思議なことがあってもおかしくない、そんな雰囲気が漂う場所です。
引き続き調査を進めたい。
コメント