先日当ブログでも紹介した「奈良公園 次世代モビリティ社会実験」。
奈良公園の移動手段の一つとして導入検討されている次世代モビリティを体験できるというもの。奈良公園大好きな筆者は投稿記事を書く前にいそいそと応募。当選連絡いただき先日体験参加してきました!
今回体験したのはこちら。
「自動運転一人乗りロボ ZMP ラクロ」ちゃんです。顔が付いてるので「ちゃん」って呼びたくなる。
スマホで撮影したため顔の映像が荒れてるんですが、実際にはこんな感じです。メーカーさんの紹介ページ→https://www.zmp.co.jp/products/lrb/rakuro
担当の方数人に囲まれながら(時折写真を撮られながら)、今回は大仏殿前の駐車場から二月堂のふもとまでを乗せてもらいました。
乗り心地は問題ないです。決して華奢ではない私でも窮屈ではないし、走っていても安定しています。
手元の画面には走行ルートや周囲の障害物の情報が出ているほか、動画データも入っていて乗っている合間に観れます(乗っているときに観ている暇はあるだろうか…と思った。観る暇はなかった)。
本体上部の青いところがセンサーになっているそうで、そこで察知した障害物情報が画面に出ます。左にあるのが緊急停止ボタン。
超楽しい!この日は天気がよくて最高でした(雨の日でも走行できるそうですが、傘をさしたりするとセンサーが障害物と認識してしまい上手く走れないそう)。
奈良公園大好きな私ですが、今までにはない風景を見れた気がします。まず、歩いている時よりも目線が低い。そして、よく歩いている道なのに初めて見る景色がたくさんある。普通に歩いているときは殆ど前しか見てないんだな、と知りました。
ちなみに速度も何段階かあり、安全な範囲で速くすることができます。
最も緊張したのがこの場面。正面に立っている人の前、ブロックの間を走行します(前から撮影されているということもかなり緊張感を増した)。
車幅ギリギリくらい。挑戦的なルート設定。さすがにズドーン!とは通過できず何度か停止したり様子見たりしながらですが、無事に通りました。めっちゃ応援した。ラクロちゃんえらい、かわいい、がんばってる。
ここは余裕で通りました。すごいぞラクロちゃん。
さて、奈良公園での走行で一番気になるところはやっぱりこれですよね。
鹿。
めっちゃ見られてますが、襲ってきたり寄ってきたりはありません。そして逃げもしない、避けもしない。
ラクロちゃんは前方に障害物があると「すみませんが道をお譲りください(><)」と呼びかけるのですが、もちろん鹿は譲っちゃくれません。仕方ない。それが奈良公園。
むしろ興味なし
走行中の動画も撮ったのですが、担当の人たちと談笑している会話がガッツリ入ってたのでお蔵入りです。
こちら困って泣いちゃってるラクロちゃんです。かわいい。
ラクロちゃん、担当の方ありがとうございました。超楽しかったので「片道(二月堂ふもと)で降りますか?」って聞かれて迷わず往復しました。二月堂に行く予定だったのに。歩いて戻りました。
もし実際に導入されるときは高齢者の方や障害を持った方の利用がメインになるとは思うので、今回乗れたのは良い機会でした。
また奈良公園で会えるのを楽しみにしてる!
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