2021年2月15日 薬師寺東塔の修理竣工式
長らく行なっていた薬師寺の東塔の修理が終わり、完了を祝う式典が行われました。工事は平成21年開始、およそ12年かけての完了です。
今回行われていたのは塔を解体して組み直すという大規模な修理で、解体はおよそ110年ぶりとのこと。解体の際に、礎石が沈下していることや塔の中心を貫く心柱(しんばしら)が虫害や腐食によって空洞化していることが判明。使用できる部材などはそのままに劣化した箇所など必要部分を補強するという修理方法をとり、2018年には心柱の上部が継ぎ足される「立柱式」が行われ公開されました。
東塔は国宝の三重塔で、寺が創建されたおよそ1300年前のから残っている唯一の建物。新型コロナウィルス感染拡大の影響で落慶法要の日程が未定となっていますが、3月1日から2022年1月16日までは特別開扉として一階部分の扉を開き、中の様子を一般公開するそうです。
詳細情報
ニュース→NHK NEWS WEB奈良
特別開扉の情報詳細→薬師寺公式サイト
薬師寺情報
法相宗大本山 薬師寺
住所/奈良県奈良市西ノ京町457
アクセス/近鉄西ノ京駅より徒歩1分
薬師寺東塔の修理がついに終了!長いあいだ工事用の素屋根で覆われていて、結構存在感がありましたよね…
薬師寺は敷地が広いのであまり密な状態にはならなさそうですし、タイミング見て特別開扉に行こうと思います!
というかこの記事を書くために色々調べてて薬師寺めちゃくちゃ行きたくなった。早く行きたい。
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