猛暑日続く中、Googleマップを見て気になったあんなとここんなとこに行く、無限体力消耗企画《奈良ワンダーランド》。1-2時間で自宅に帰ってくるので、出かける前にエアコンを付けておくというズルをしています。
毎日本当に夏真っ盛り。それでも寺社を尋ねるとどことなくヒンヤリとした空気が流れて来て癒されます。帰るのが辛い。
さて、今回お邪魔したのはこちら。南永井町「西山稲荷神社」。
場所は明治小学校の真裏、754号線のココイチ横から向かいます。
マップでたまたま見つけるまで、こんな道知らなかった。
フヒ…すでにいい雰囲気…ノスタルジー…
一度夕方にも来てみたい。
うわー!立派!感動!あの狭い間口からは想像できない空間が広がってた!
こちらが御祭神。建屋はもともとなかったのか崩壊したのか、簡素な木組みの屋根のみ。
社もなぜか石組み…
何かが崩れた跡があり、もともとは他の面と同じような塀があった様子。
それにしても、ちゃんとした造りなので由緒正しいんだろうなと思ったけど、表記が何もない。
調べても情報が出てこない。
その割にはものすごく存在感のある石碑がたくさん置かれている。
「三吉」
「火吉丸」「盛光」「小乇?」
「萬吉」
お名前っぽい。苗字がついてないし肩書きもないので庶民だろうか。調べてもこれと言った情報は出てこない。
となると、この辺に住んでた人が個人的にというか自分の家系のために祀っているのだろうか…?
んっんっ謎が多い…
あと気になったのは、この付近の地形。
めちゃくちゃ高い。かなりの高低差がある。
異様に下っており、この西山稲荷さんがてっぺんのようにも感じる。
……ブラタモリ的な推理をしたかったけど知識と情報がなさすぎる。
謎ついでに気になる事を書くと、ここは住所で言うと南永井町だけど隣の小学校は北永井町、逆隣のお家は神殿町だ。
南永井町、北永井町、神殿町の真ん中にあり、無理やり南永井町に編入しているような形になっている。
これは…古地図を確認する案件ですね…?
そういえば、奈良には神社がたくさんあるし稲荷神社は全国各地にたくさんあるけど、奈良の稲荷神社はあまり多くない気がする。
稲荷神社が京都発祥なので、京都より古い都の奈良にはあまりないのかもしれない。
うーん、違和感がすごい。とても気になる。これは調査案件としてメモしておきます。
それはそれとして、とても雰囲気のいい神社でした。
今度は夕焼けを撮りに。
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