観光マップには多分載らない、地元民でも行かないところに行ってみる企画《奈良ワンダーランド》。暑さと日焼けと戦いながらお送りしています。
あいも変わらず寝坊してしまったので、買い物がてら近くのスポットを見に行ってきました。街中でも歴史ありげな場所があるのが奈良らしさ。
まずはこちら。
柏木町、「天満宮」。24号線を少し入ったところにあります。
天満宮と言えば菅原道真。二番目に名前が書かれているのは、優劣とかじゃなくて単にお祀りしている位置関係そのままに記載した感じですね。本殿の写真は後ほど。
奈良市で天満宮と言うと西大寺の方をイメージします。あちらは天満宮らしく、受験生がお参りに行くことで有名ですね。検索してもあちらの方の情報ばかりしかヒットせず今ちょっと困ってます。
手入れが行き届いていて心地よいです。
知識がなく何と呼んでいいか分からないのですが、絵が、綺麗な色をしていました。最近のお仕事のような感じ。ちゃんとお祀りされてるんだなぁと思って嬉しくなります。
古いものを古いままで残してあることに価値があるという人がいますが、神社はこれに当てはまらないのだと思います。
何故なら生きているから。生きていて、何度もクリーンナップして、また次の時代も生きるから。
って、テレビで観ました、てへぺろ。そうやって受け継がれていくのが神社なんですよね。
話が逸れていきますが、こうやって朽ちた木に新しい芽吹きがある様子も見れて嬉しかったです。数十年後、この子たちがこの場所の森を作っていくんだろうなぁ。
そして天満宮といえば牛。一般的には病気治癒を願うものというイメージでしたが、一枚目の牛さんには「雨乞」の文字が。今年も暑いし台風少ないからちょいちょい降らせてください。あんまり沢山降ると災害にもなるのでほどほどでお願いします。
帰り際、入り口のところにどんぐりが置いてあるのを見つけました。地元の子どもがここで遊んでるのかな。ほっこりします。
汗だくでほっこりどころではなかったですが。ホットホット!
さて次の場所に移動、途中見つけた光景を少し挟みます。
住宅街の中で見つけた虚無空間。自治会の集合場所とか避難場所かな。
こちらも住宅街の中で見つけた公園。パンダもコアラも輝いていておそらく新品なのではないかと思うけど、何事もなくは辿りつけなさそう。ディストピア感がたまらない。
何かが起こったミラー。どうしたんだ。そこ取れることあるんだ。初めて見た。若干傾いてる気がするので事故かな。
さて、そうこうしているうちに到着した次の場所。同じく柏木町「柏木公園」。
朱雀高校の裏にあります。手前の運動場では野球の試合をしていました。暑い中ご苦労様!
応援に来ている保護者の合間を縫うようにして公園へ向かいますが、なぜか、辿りつけない。
おかしい。場所的にはここで合ってるはずなのに……….まさか………
この中なのか…!?
マップで見たときは結構整備されていて、休憩所や遊具みたいなやつがあったのに…あと、謎の立像があったのは…どこに…!?
あ…あ…
まさかの展開…ここがあの公園………?
ああああ!いた!謎の立像!!!!ということはやはりこの場所が柏木公園…
もしやめちゃくちゃ歴史的な価値のある立像で、発掘調査でもしているんだろうか…
…かと思ったら撤去工事でした。
調べましたら、ここには児童相談所を含む「奈良市子どもセンター(仮)」が建設予定だそう。
奈良市発表→ https://www.city.nara.lg.jp/site/press-release/50180.html
みんな知ってた?私はちょうどこの頃仕事で疲弊しきっていたので全然知りませんでした…
でも、どうやらこの子どもセンターの話が上手くいってないようで、フライング気味に撤去工事やら発掘調査を進めてしまっていて色々と批判が出ているのだとか。だから「建設工事」ではなく「撤去工事」と書かれていたのか。
まぁ奈良だし、色々と発掘されちゃうだろうし開業予定に間に合わせることを思うとそうなるのもわかる気がする。
それにしてもあの立像は何だったのだろうか。インターネットの海で調べてみると、「朝鮮人石像」だとの情報が。現時点では確認ができないけれど、柏木公園は「慶州公園」とも呼ばれているそう。奈良市は慶州市と姉妹都市だそうで(知らんかった)(今年で50周年だそうです)、そういう関係で作られた公園なのかもしれない。
それにしても面白そうな公園だと思ったので入れず残念…いつの日か生まれ変わった時にお邪魔するのを楽しみにしておこう。
今回はこの辺で。ご覧いただきありがとうございます!
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