早く始まったのになかなか終わらない今年の梅雨。週末からまた雨…ということで、雨の合間を縫って快晴の6月下旬に平城宮跡を訪れました。
春の柔らかな雰囲気は消え、着実に夏に向かっている様子を写真いっぱいでお届けします。
前回の5月号はこちら↓
今回も花の種類についてはアプリ「ハナノナ」で調べました。
ハナノナ
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さて、先月に続き今月も朱雀門の扉は閉じられています。感染症対策の関係で一部を除いて園内施設は閉館中。
カフェなど一部が開店していました。
さて、先月時点ではあらゆる花が咲き誇っていた平城宮跡ですが。
すっかり一面緑に。
この辺りはすでに一度草刈りをされているのかもしれません。
これは踏切南の沼地周辺の遊歩道なのですが、とんでもないことになっていたので流石に引き返しました…
植物の生命力すごい。
そんな中でも健気に咲いていた花たちがいます。
春から見かけていた花たちです。
上から、ヒメジオン、ミヤコグサ、ユウゲショウ、ムラサキツメクサ。春の早い時期から見かけていたので、どれも長命なお花のようです。
第二次大極殿周辺はタンポポの楽園でした。極楽浄土みある。
続いて今月初めて見かけた花。
これはベニバナセンブリ。小粒なのに鮮やかで可愛い。
こちらはツユクサ。青色の花を見かけるのは珍しい!側溝の中を這って伸びていました。
これはネジバナというそうで、その名の通り茎の周りに螺旋状に捻れて花をつけています。写真が下手!!
面白い花ですね。
菜の花か?と思ったのですが、調べてみると「ハハコグサ」だそうです。花の形が面白い。
春の七草のひとつ「ゴギョウ」と同じものだそう。
ひっそりと人目につかないところで咲いていました、ムラサキカタバミ。繁殖力が強いそうなので、次に来た時にはものすごく増えているのかも。
駐車場に植えられているクチナシ。ものすごく甘い香りを放っています。
さて、このようにたくさんの花が咲いているのですが、それと同時にたくさん見かけたのが…
キノコ!
園内のいたるところに様々な形のものが生えていました。
道端のキノコを見つけるのが趣味である私が興奮して撮りまくった写真をどうぞ。(詳しくないので種類はわかりません)
かっっっっわいい…!!!!
道端のキノコって、キクラゲのような「キノコ…ですか?キノコですよね?」みたいな子が多いんですけど、今回見つけた子たちは「どう見てもキノコ!!!!」というフォルムの子が多くて大興奮しました。
特に多く生えていたのが、南門から西大寺へ抜ける桜並木。地面がジトジトだったのでキノコ向きなのかもしれません。キノコパラダイスです。めちゃくちゃ楽しい。
キノコトークはこの辺にして、こちらは天平みつき館前に植えられたニワウメ。宝石のような実が成っていて可愛かったです。
さて最後に、平城宮跡では現在南門の復元工事が行われていますが、2022年春の完成を前に素屋根の一部が取り払われました。
かっこいい!
これからも日々変化していく平城宮跡の自然の景色と悠久の風景。
来年には、5年後には、100年後にはどうなっているのでしょうか。100年後のことなんて全く想像がつきませんが、この場所の歴史が1300年以上も前に始まっていることを思い出して改めて凄いなぁと感じました。
その中の数年間を見守ることができるなんて嬉しい!来月は暑さ対策を超万全にして来なくては。
もうすぐ夏だ〜〜〜〜!
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