埋蔵文化財調査センター(奈良市大安寺西二丁目281番地)にて、令和3年度秋季特別展『帯解の古墳時代とワニ氏』が開催中です!
会期:2021年9月6日(月)~2021年11月5日(金)
入場料:無料
帯解地域に数多くある古墳や遺跡と、この地域に勢力があった古代氏族ワニ氏との関わりについて展示されています。
奈良市指定文化財であるベンショ塚古墳の出土品が初めて一挙公開されるほか、これまであまり一般の目に触れることのなかった出土品なども展示!
会期終了が迫る中、私も行ってまいりました!
展示室内は古墳時代に作られた出土品がいっぱい。1600年も前のものが目の前にあるわけですが、全てに「これは4世紀、これは5世紀…」と書かれていると感覚が麻痺してきます。
帯解地域を中心に14の遺跡について展示されており、ワニ氏の力がいかに強かったかが見えてきます。
奈良市の古墳時代についての展示はあまり縁がなかったのでめちゃくちゃ新鮮でした。奈良凄い。
入り口近くに置いてあったパンフレットも頂いてきました。
分厚い…これを貰うだけでも行く価値ありそうなレベル…
他にもたくさん面白そうな資料があったのでいただきました!
あまり考える機会がなかったのですが、奈良市内でも旧石器時代や縄文時代の遺跡が見つかってるんですね。興味ある。
まだまだ勉強することは多そうです。
奈良市埋蔵文化財調査センター
住所:奈良県奈良市大安寺西二丁目281番地
佐保川沿い、『業務スーパー・ボトルワールドOK 大安寺店』さんの向かいです。
施設ページ↓
自動ドアの入り口を入ると右手に事務所がありますが、特に受付もなくそのまままっすぐ進むと展示室です。
下駄箱がありますが、展示室へは土足でOKと案内書きがありました。
【帯解古墳展通信11】
中之庄上ノ山古墳は、展示担当者が調査した思い入れのある古墳。限られた時間のなか、最後の最後で前方後円墳であることがわかり、矢を射る人物の描かれた埴輪片も出土!ベンショ塚古墳に後続する帯解の首長墳です!#文化財 #考古学 #古代の絵画 pic.twitter.com/0Td9q3kjHw— 奈良市 埋蔵文化財調査センター (@naracity_maibun) October 20, 2021
Twitterでも展示について発信されているので要チェックです!
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