今年の春に発表された、奈良公園の植栽整備計画。
秋の奈良を彩っていたナンキンハゼが伐採されるとのことで一部で話題になっていましたが、この度9/28より実施に伐採が開始されたそう。
奈良県の発表↓
ご指定のページは見つかりませんでした
Server Error page
NHK奈良のニュース↓(公開後数日でリンクが切れます)
エラー - NHK
10月中に浮雲園地中心に約80本のナンキンハゼが伐採される計画とのこと。
場所はこの辺り、東大寺参道沿いの林かと思われます。
9月中旬に撮ったおかしなポーズの鹿。この周囲に植えられているのが恐らくナンキンハゼです。
ナンキンハゼは赤い紅葉が鮮やかで人気があるものの、実は昭和に入って植えられた外来種。
奈良公園の本来の景観が失われしまっているほか、春日山原始林へ(鳥などによって)実が飛来し、原始林の貴重な植生が脅かされる可能性があるとの理由で伐採が決まっていました。ナンキンハゼは生命力が強い上に鹿が食べないので周囲への影響が大きいようです。
伐採された後はサクラ(ソメイヨシノ)やモミジなどを植栽予定。これらは奈良公園で明治期以前より植栽されていた種だそうです。植栽は来年1月以降の予定とのこと。
新しい秋の様子も楽しみにしたいです!
余談:先日ガイドさんと春日山原始林に入りました。ナンキンハゼと同じく〈生命力が強く〉〈鹿が食べない〉〈他所から来た種〉が猛威を振るっているとのこと。当たり前のようにある風景もいつかは変化していくのかもしれません。ちなみに疲れすぎて翌日ずっと寝てました。楽しかった。
コメント