なら燈花会2022開催決定!
奈良の夏の風物詩のひとつ、『なら燈花会(読み方:とうかえ)』が今年は有観客で開催されます!
開催日は8/5(金)~8/14(日)。奈良公園周辺の7会場で開催されるとのこと。
2020年は感染症対策のため無観客開催となり、動画配信サイトにて生配信。2021年は事前登録制にて開催予定だったものの、開催日直前に中止へ方向転換。そのため、現地に来場者を入れての開催は3年ぶりとなります。
現時点では入場制限などは考えていないとのこと。
6/1からはサポーター(ボランティアスタッフ)の募集も行われます。
交通規制もありますので車をご利用の方は要確認です!
早速行ってきました
2022年8月6日金曜、3年ぶりに有観客で開催される『なら燈花会』の初日に足を運んできました。
私個人としても現地に見に来たのは10数年ぶり…暑いのが大変苦手でして……
実は今回はサポーター(ボランティアスタッフ)として参加したのですが、そのレポは改めて記事にしたいと思います。楽しかったです。
今年は例年よりも規模を縮小しての開催。会場は浮雲園地・浅茅が原・浮見堂・猿沢池/五十二段・興福寺・東大寺鏡池・春日大社参道の7か所に限られています。
開催日が限られている東大寺・春日大社以外の会場を回ってきたので、その様子をご紹介します。
浮雲園地会場
今回のメイン会場。最も広い範囲でろうそくの火が灯ります。
なら燈花会といえばこの景色、という光景が広がります。浴衣のカップルや家族連れも多数。
また、鹿との遭遇率が高いのもここ(日が暮れると寝床に帰っていくのであまり多くはいませんが)。鹿と灯りの映え写真を撮りたいならこの会場がベストです。
もちろんその分、鹿のフンも多いのでご注意を……
ちなみに、メイン会場であるこの浮雲園地が駅から最も遠い会場で、近鉄奈良駅から徒歩15分ほど。その上なだらかな上り坂です。そして奈良の夏は死ぬほど蒸し暑い。
体力に自信がなく、この会場だけ見たい!という方は奈良駅から出ている奈良交通バスをご利用いただくのをお勧めします。
最寄りの停留所は『東大寺大仏殿』もしくは『東大寺大仏殿・春日大社前』です。
浅茅ヶ原会場
浮雲園地に次いで広い会場。ろうそくの灯りの他に光のオブジェがいくつか置かれていて、若い子たちが集まって写真を撮っています。
次に紹介する浮見堂会場と近いので是非セットで行ってみてください!
浮見堂会場
元々写真映えする場所ですが、この期間中は格別。
池には舟が浮かび、吊るされた提灯がユラユラと動きます。
舟は貸しボートなので誰でも乗ることができます。料金や時間を確認するのを忘れていました…
誰でも、と書きましたが、お一人様でも乗れるでしょうか。仮に乗れたとしても一人で乗る勇気は持ち合わせていませんでした。
猿沢池・五十二段会場
猿沢池と五十二階段(興福寺に行くまでの長い階段のこと)会場。
あまりに幻想的で幻かと思いました。近鉄奈良駅からも近いので是非行っていただきたい場所。
ちなみに、奥に見える興福寺五重塔は2023年1月から約7年間の大規模修理に入るため、当分この光景は見れなくなります。目に焼き付けておきたい。
池の向こうのスタバですら幻想的に見える。
興福寺会場
近鉄奈良駅から近い会場。限られたエリアながら、世界遺産であり国宝の建造物と灯りを楽しめる贅沢なスポットです。
また、なら燈花会期間中(8/5-8/14)は東金堂(国宝)と国宝館で夜間拝観が行われます。
何度も言いますが、この光景が見れるのは今年を逃すと次は2030年です。
東大寺会場は8/13と8/14のみ。春日大社参道会場は8/14のみなのでご注意を!
なお、屋台は東大寺参道と春日大社参道にたくさん出ていました。お祭り気分が高まります(勘違いされている人が多いですが花火はありません!)。
現地の様子を動画にしました
現地で撮影した様子を動画にまとめましたので、良ければご覧ください。
スマホ撮影なので画質はアレですが、現地に行けない方や行くのを迷っている方などはぜひ。
開催情報
開催名:第24回 『なら燈花会(ならとうかえ)』
期間:2022年8月5日(金)~8月14日(日) ※会場によって異なる
点灯時間:18時30分~21時00分
開催場所:奈良公園周辺7会場
アクセス:近鉄奈良駅から徒歩、もしくは奈良交通バスにて会場近くの停留所まで。お車の場合は奈良公園周辺のコインパーキング等をご利用ください(専用駐車場はありません)。
公式サイト:https://www.toukae.jp/
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