2021/11/13に奈良市八条にオープンした奈良トヨタさんの自動車展示場『まほろばミュージアム』。
名だたる名車たちが展示されているということで、大の車好きの友人に連れられてお邪魔してきました。
ちなみに筆者は車に疎く、左右どちらの足がアクセルかわからないくらいの人間ですのでご承知置きください。
場所は『U-CarMax奈良八条店』さんの敷地内。24号線沿いのドン・キホーテのあたりです。
右側が中古車販売の窓口で、左側から入るとミュージアムです。
おお〜〜〜!
車のことはわかりませんが、なんかカッコイイです(語彙力不足)
これらの車は奈良トヨタグループのエンジニアさんたちが集結してレストア(復元・再生)をしてきたものなのだそう。
そして友人が真っ先に飛びついたのがこちら。
1975年式、初代セリカリフトバックTA27というお名前の車です。
1975年がどんな年か調べてみると、山陽新幹線が博多まで開通、第二次ベビーブーム。流行語は「アンタあの娘のなんなのさ(ドゥン!ミナトノヨーコヨーコハマヨコスカー)」だそう。
どことなく、その頃の活気に溢れた日本を感じる車です。その時代には生きていませんが懐かしい気持ちになりました。
ライトの形が面白いですねと言うと色々と説明をしてくださったのですが、残念ながら何も思い出せません。
それからこちらの車。1966年式トヨタスポーツ800UP15さん、ヨタハチと言うそうです。
この車はすごい、これを実物で見れるとは思わなかった、かなり貴重な車、と興奮気味に教えてもらったので写真を撮っておきました。
1966年は『新三種の神器(カラーテレビ、車、クーラーのこと)』という言葉が流行した年だそうで、その時代に日本人が見ていたのはこういった車だったのか…と物思いにふけりました。
他にも貴重な車たちが展示されているのですが、実は車以外の展示もすごい!
現在大和高田クラブのアドバイザーを務めておられる元プロ野球選手・久保康生氏にまつわる展示。
2020東京五輪の大会運営に使用されたMIRAI(水素燃料電池車)と聖火リレーのトーチ。
昭和レトロの暮らしの風景。この時代には生きていないはずなのに何故か懐かしくて泣きそう。
そして奈良にまつわる様々な展示。「地域社会に恩返し」という言葉を場内で何度か目にしましたが、これを見ると奈良トヨタさんが地域とともに歩んでこられたことを実感します。
車のことがわからなくてもミニカーやこういったポスターを見るのは楽しい。
奥には座って映像を観れるスペースがあり、車好きの友人が愛するセリカの前を離れるまでの時間をここで過ごすことができました。
ちなみに奈良トヨタ創始者である菊池武三郎氏の映像が1つ(52分)、元プロ野球選手久保康生氏の映像が2つ(1時間4分)(1時間40分)の3種類があるため、なんと3時間半ここで楽しむことができます。映画館か?
旧車好きの人はもちろんのこと、昭和レトロの雰囲気が好きな人や奈良好きの人にも楽しめる場所だと思いました。楽しかった!
私はこの子が気に入りました。カワイイ。
まほろばミュージアム 施設情報
オープン日:2021年11月13日(土)
住所:奈良県奈良市八条5丁目431-1 (U-CarMax奈良八条店内)
公式サイト:https://www.naratoyota.jp/shop/MAHOROBAmuseum
まほろばトヨ太子さん。
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